「学ぶ」サポートが、「教える」サポートへ

♪2月がくーると思い出すー、、、中学受験!

小さい子供の受験には賛否両論あるし、いろんな意見があってもいいと思っている。

だが私自身は、中学受験がとにかくとにかく楽しかった。

約(あくまでも約)30年前のことなのに、あのころの記憶はかなり鮮明で刻銘だ。

「クイズ・あなたは小学五年生より賢いの?」の問題も、中学受験時の知識でかなり解けてしまう。

なぜそんなに中学受験が、私の心に深く刻まれたのだろう?

私の人生で初めて、大きなプレッシャーを感じる大イベントだったから。

行きたい中学校に合格できたから。

それは間違いない。

でももっと本質的に、「学ぶ」ことが、「学んだ内容」が、面白かったからだと思っている。

人は、心から「なるほど~!」て腑に落ちたことなら、そんなに簡単には忘れられないようにできているのではないか。その瞬間を積み重ねると、知識や見識が自分に形成されていくのだ。

今、かつての私と同じ塾に通う息子の受験勉強をサポートし始めて1年。

家庭でも、宿題やテスト勉強でわからないところを教えたり、一緒に調べたりしていると、いろいろ見えてくる。

本人のやりたいことを尊重することが大切

でも完全に本人任せにしてしまうと、苦手な分野が残ってしまう

本人にあった勉強内容を提案する

学んだことは家族にアウトプットすることで真にその内容を理解できる

・・・これって、講師をサポートする私の仕事にも、当てはまるじゃないか?!

つまり、「楽しく学ぶこと」をサポートすることが「楽しく教えること」のサポートに結びつくと気づいたのだ。

その共通項は、ずばり「相手に合わせて伴走」すること。

同じテキストを使うとしても、誰一人として完全に同じ教え方はできないし、同じように理解はしない。

つぶさに観察し、その人にあう教え方、学び方をアドバイスすると、そこに個性と魅力があふれる。

学ぶことと教えることは、見える世界は真逆なのに、表裏一体なのだ。

どうやったらよりよく教えられるか、は、どうやったらよりよく学べるかを考えたら、きっとヒントが見つかる。

だから、私は息子の「学ぶ」をサポートし、そこで得た経験を、講師の「教える」サポートに注ぎたい。

教える側、教わる側、どちらの視点も見失わずにいたら、

伝える喜びも知る喜びも、必ず自分の糧になる。

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